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■ほとんどの香水は、トップ、ミドル、ラストという3段階のノート(香調)に分かれて香り立ちます。
香り立ちは、つけた瞬間から時間の経過とともに、トップ → ミドル → ラストと、微妙に変化していきます。
これは、香水にさまざまな香料が入っており、その中でも揮発性の高いものから順に空気に溶け込んでしまうために起こる現象なのです。
(1)トップノート(うわだち)
香水をつけてから5〜15分後くらいに香り、その香水の第一印象となる香りです。
揮発性の高い柑橘系やフレッシュ系・グリーン系など、軽めの香料が使われることが多いです。
(2)ミドルノート(なかだち)
香水をつけてから30分〜1時間後くらいの香りです。
ミドルノートは、『ハートノート』とも言われ、その香水の特徴(テーマ・個性)が表現されています。
一般的には、花の香りのフローラル系やフルーティー系の香料が使われています。
(3)ラストノート(あとだち)
香水をつけてから2時間〜6時間後くらいの香りで、香りが消えるまでの残り香的なものです。
『ベースノート』とも言われています。
ムスク・バニラ・アンバー・ウッディなど、残香性の高い香料が使われています。
■香水上級者になると、3段階のノート(香調)を把握したうえで、TPOに合わせて香水を使い始める時間を計算しているようですよ。
例えば、レストランで食事をする時間に、ラストノートがくるようにするなど。
■同じ香水でも、つける人の体温や体調、お肌の体質(phバランス:酸性〜アルカリ性)、皮脂分泌量の違いなどによって、香り立ち方や持続時間が違ってきます。
まったく同じ香水をつけても、香り方が人それぞれ違うのも香水の魅力のひとつです。
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